お見合い申し込み数で変わる婚活結果!成功する選び方とは

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お見合い申し込み数

結婚相談所を選ぶとき、「申し込み数」や「検索申込数」という項目が出てきますよね。これはどういう意味ですか?

はい。これは、お見合い申し込み数の上限を意味します。具体的には、自分が「お見合いしたい」と思った相手に、ひと月あたり何人まで申し込みができるか、ということです。

この数って、相談所によって結構違いますよね。

そうですね。相談所やプランによって、例えば、数名から200名、無制限まで、大きな開きがあります。

僕が入会するときは、何名のプランを選べば良いんですかねぇ。見当がつかない…。

何名のプランを選べばいいかを考えるときは、代表的な成婚者像と自分を比較して決めるのがおすすめです。詳しくはこれから一緒にみていきましょう。

結婚相談所を選ぶ際にお見合いを月に何人申し込める相談所やプランを選べばいいのか、悩む方は少なくないようです。そこで、この記事では純粋な確率の計算を基に「申し込み可能数/月」の最適値について考えていきます。具体的な数字を基に解説しますので、是非あなたに最適なプランを見つける手がかりにしてください。

目次

まずは結婚相談所での流れを把握しよう

まず、結婚相談所における婚活の流れを軽く説明します。今回はIBJを例にお伝えします。

STEP
入会
STEP
お見合い申し込み・申し受け(相談所やプランによっては仲人やAIによる紹介もあり)
STEP
お見合い
STEP
仮交際(お見合いで互いに「また会いたい」と思った相手と友達感覚でデートを重ねる期間。他の方とのお見合いや仮交際も可能です)
STEP
真剣交際(他の方とのお見合いや仮交際を終了し、一人の方との結婚について真剣にすり合わせる期間)
STEP
成婚退会(婚約)

結婚相談所での流れについて、詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

ふむふむ。 この流れを踏まえて、「申し込み可能数/月」の最適値を考えるんですね。

その通りです。それでは具体的に見ていきましょう!

つぎに、「純粋に成婚できる確率」を知ろう

では、結婚相談所の成婚までの道のりを理論上のデータを基に見てみましょう。

具体的にはどういう計算をするんですか?

まず仮に、それぞれのステージでの確率を以下のように設定します

①お見合い申し込み→成立:10% ※1 

②お見合い成立→仮交際:25% ※2

③仮交際1回目→次に進む:25%※2

④仮交際2回目→次に進む:25% ※2

⑤仮交際3回目→真剣交際:25% ※2

⑥真剣交際→成婚退会:80%※3

※1 結婚相談所ムスベルのブログにある数値を参照 ※2 二人がそれぞれ「Yes」「Noの札を持ち、二人とも「Yes」を出す確率(1/4)を採用 ※3 真剣交際前にある程度二人の気持ちが固まっていることを考慮し設定

そして次に…

各ステップの確率を掛け合わせるんですね?

その通りです。全体の成功確率は次の計算式で求めます

全体の確率=①×②×③×④×⑤×⑥

数値を代入するとどうなるんですか?

10%×25%×25%×25%×25%×80%=約0.03% となります。

0.03%ですか…!?ひ、低すぎる!この確率だと成婚退会するためには一体何名に申し込みする必要があるんですか?

必要な申し込み数は次の式で計算できます。

必要申し込み数=1/成功確率

数値を代入すると…約3300名です。

3300名!うーん多すぎる。こんなんじゃ誰も成婚退会なんてできませんよ。

まぁまぁ、落ち着いてください。実際の結婚相談所では、成婚退会する方のお見合い数の平均は10回程度との発表があります。お見合い数が10回ということは、お見合い成立率が10%だとすると、代表的な成婚者は約100名に申し込みをしていたということになります。

IBJ成婚白書2023より

確率論で計算した数値と、実際のデータにこれほど大きな差があるのはなぜですか?

それは確率論のデータは理論上のモデルが単純化されているからです。実際のところ、成婚退会できる場合は、お見合いや交際の過程で双方の条件や希望がすり合わせられたり、カウンセラーのサポートがあったりするため、確率以上に効率的に進みます。その反面…

その反面?

成婚できずに退会する方も多くいます。少し古いデータですが、その数は成婚退会者の約3倍にのぼるといわれています。※IBJ成婚白書2019より

結婚相談所に入っても、半数以上の人は結婚できずに退会するんですね…でも逆に納得です。結婚相談所に入ったからって簡単に結婚できたら、そっちの方がお相手と後々もめたり、マズいことになりそうな気がします。

そうですね。真剣にお互いを選んで、選ばれる場が結婚相談所です。「簡単」に結婚できる場所ではないんです。

それで結局、月のお見合い申し込み数はどのくらいがいいのか、についてはどうでしょう?

①代表的な成婚者は約100名に申し込みをしているということ ②理論上では3300名に申し込みをする必要があること ③成婚できずに退会する人の割合が成婚退会者の3倍近くいるということを考えると…

月のお見合い申し込み可能数は多いに越したことはない!と言えそうですね。

はい。そうですね!実際はお見合いの申し込みだけでなだけでなく、お相手からの申し込みを受けたり、仲人からの紹介があったりして、お見合い申し込み数以上に出会いのチャンスはありますが、申し込み数は多いほど、出会いの可能性を広げられると言えますね。

では実際に何名申し込めるプランを選んだらいいのだろう?

じゃぁ、僕がプランを選ぶとして…万全を期して、月のお見合い申し込み数が200名のところにしたいけれど、200名のプランって少ないし、あっても費用が高いです!困った…。

そうですよね。一般的には月の申し込み人数が多いプランは高額な傾向があります。なので、まずは代表的な成婚者像を把握し、自分のスペックと比較してから入会するプランについて考えることをおススメします。 ここで再度、IBJ成婚白書2023の「平均的な成婚者像」を見てみましょう。併せて、同じ資料内にある「年収と成婚の関係」も確認します。

IBJ成婚白書より「一般的な成婚者像」
成婚と年収の関係

代表的な成婚者像より 

成婚までのお見合い数→10件程度

お見合い成立率10%と仮定すると、お見合い申し込み数は約100件

男性 年齢38歳 年収750万円

女性 年齢34歳 年収はデータなし

この成婚者像と、自分を比べて考えます。その際、自分の容姿や学歴、お相手に受け入れてもらう必要のある事項(宗教・持病・借金等)を考慮して、判断しましょう。

例1 年齢40歳、年収500万円の男性の場合

平均的な成婚者像より年齢→不利 年収→不利

よって成婚するためのお見合い申し込み数は 平均的な成婚者(100件)より多く必要。

仮に200名申し込むとして、何カ月必要なのかを計算してみる。

  • 月の申し込み数10名のプランの場合→20ヶ月(1年8ヶ月)
  • 月の申し込み数30名のプランの場合→6.6ヶ月
  • 月の申し込み数50名のプランの場合→4ヶ月
  • 月の申し込み数100名のプランの場合→2ヶ月
  • 月の申し込み数200名のプランの場合→1か月

200名のプランであっても、実際にはお見合いの成立具合を見ながら、申し込み数を調整していくことになります。(お見合いが決まっていくなら、多くの申し込みは必要ない。逆にお見合いが決まらない場合は、申し込みの数を増やす必要がある。)

例2 25歳女性 容姿に自信あり

平均的な成婚者像より年齢→有利

よって成婚するためのお見合い申し込み数は 平均的な成婚者(100件)より少なくてOK。

仮に50名申し込むとして、何カ月必要か考える。

  • 月の申し込み数10名のプランの場合→3カ月
  • 月の申し込み数30名のプランの場合→1.6月
  • 月の申し込み数50名のプランの場合→1か月

代表的な成婚者の交際日数は4カ月程度であることから、申し込みに必要な月数+4カ月が成婚退会できる場合の目安の月数と考えるといいでしょう。※IBJ成婚白書2023より

なるほど…とはいえ、僕って年収はそこそこ稼いでいるし、まだ30代前半だけれど、身長がとても低いんですよね…このマイナス要素をどこまで考慮して、月のお見合い申し込み上限数を決めたらいいかはなかなか難しいですね。

月のお見合い申し込み数について迷うようでしたら、平均的な成婚者の倍程度の申し込みをする(200名)つもりで、プランを選ぶことをおススメします。
あらかじめ平均的な成婚者より多めに申し込みをすることを想定しておくことで、気持ちに余裕が生まれますし、積極的な婚活が出来るからです。
あくまで単純計算を基にしたお話となりますが、200名に申し込むとして月に50名の申し込みができるプランであれば、申し込みに4カ月+交際期間が4カ月の計8カ月で成婚退会できる計算となりますよ。

まとめ

この記事では、結婚相談所の「申し込み可能数/月」の選び方について、理論上の確率や実際のデータを基に解説しました。以下が主なポイントです。

理論上の計算

  • それぞれのステップの確率を掛け合わせた結果、成婚退会に必要な申し込み数は約3300名(0.03%)と計算されました。
  • しかし、実際のデータでは平均的な成婚者は約100名の申し込みで10回程度のお見合いをして成婚に至っています。

現実とのギャップ

  • 理論上の確率は、全てのステップを独立して計算しているため、現実の要素(カウンセラーのサポートや条件のすり合わせ)が考慮されていません。
  • 実際に成婚に至る際は、効率的なサポートやお互いの調整によって、理論上より短期間で物事が進むと考えられます。

「申し込み可能数/月」の選び方

  • 申し込み可能数はプランによって数名から200名(無制限)まで幅があり、自分のスペックや婚活の目標に応じて選ぶ必要があります。
  • 平均的な成婚者のデータを基に、自分の強み・弱みを考慮し、必要な申し込み数を計画することが大切です。

ケース別シミュレーション

  • 自分の条件に応じて、必要な申し込み数と月数を計算し、適切なプランを選びましょう。
  • 例えば、年齢や年収が平均より不利な場合は、多めの申し込みを想定するのが効果的です。
  • 逆に条件が有利な場合は、少ない申し込み数で効率的に進められることもあります。

月の申し込み上限数に迷ったときは…

  • 平均的な成婚者像の倍程度(200名)を目安に考えると、余裕を持った婚活ができます。
  • 例えば、月50名の申し込みができるプランを選べば、申し込みに4カ月+交際期間4カ月で計8カ月程度で成婚退会が可能と見込めます。

最後に

結婚相談所選びでは、単に費用やサポート内容だけでなく、「申し込み可能数/月」が自分の婚活スタイルや目標に合っているかをしっかり見極めることが大切です。この記事を参考に、自分に最適なプランを見つけ、スムーズな婚活を進めてください。あなたの婚活が素敵なご縁へとつながりますように。応援しています。

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