「結婚はしたい」「いつかはしたい」「するつもりでいる」、でも「婚活はめんどくさいからしていない…。」
この記事を読んでいる方の中にも、このように思っている方いらっしゃるのではないでしょうか。実は、同じように思っている人はとても多いという調査結果があるんです。
子ども家庭庁が2024年7月に行った結婚をテーマにしたWEB調査によると、未婚者のうち7割弱の方が「結婚したい」「できればしたい」「事実婚など考えたい」と回答しているものの、結婚に向けて「行動している」人は2割弱にとどまり、8割を超える人がの人が「全く行動していない」「あまり行動していない」と回答しました。
このデータから「結婚したい」のに「行動していない」人がとても多いことが分かります。
ではなぜ、「結婚したい」けど「行動していない」のでしょうか。
本記事では、婚活が面倒に感じる理由を深掘りし、その背景にある心理を解説するとともに、具体的な対策についても紹介します。
この記事を読み終えたときには、婚活に対する不安や面倒に感じていた気持ちが少し楽になり、次の一歩を踏み出すための道筋が見えてくるはずです。
婚活面倒くさい 結婚したいのに動けないその理由を深堀り
理由1:「結婚したい」という気持ちはあるが漠然としている
「結婚したい」と考えてはいるものの、その気持ちがどこか漠然としているために、具体的な行動に結びつかないことがあります。例えば、「いつかは結婚したい」「良い人がいれば結婚したい」といったように、結婚への気持ちが明確でなく、目標がぼんやりしている状態です。このような曖昧な気持ちは、行動を起こすための強い動機づけにはなりにくく、一歩を踏み出すのを難しくしてしまいます。また、「失敗したくない」という意識が働き、その結果「行動しない」という選択をしてしまうことも多くあります。
なぜ結婚に対する気持ちが漠然としてしまうのか?
多くの人が結婚に対する気持ちが漠然としている理由には、いくつかの共通する要素があります。
結婚の必要性を感じにくい
現代では、独身でいることも選択肢として受け入れられる社会です。そのため、「絶対に結婚しなければならない」という強い必要性を感じない人も多く、結婚への意識が漠然としたものになりがちです。
具体的なビジョンの欠如
結婚後の生活について具体的なビジョンを持てていないと、「結婚したい」という気持ちが曖昧になります。例えば、「どんな相手とどのような家庭を築きたいのか」や「自分が結婚生活で何を大切にしたいのか」について考えたことがないため、行動に結びつかないのです。
行動するリスクを避けたい
「もし行動して失敗したらどうしよう」という気持ちが、「結婚したい」という漠然とした気持ちのまま行動を避ける理由になっています。失敗のリスクを避けることで、安心感を得ることができる一方で、結婚に向けた進展は得られません。
理由2:婚活という未知なるものへの不安と恐怖
「婚活に対する不安」や「恐怖」とは、多くの人が婚活を始めることに対して感じる未知への恐れです。この恐怖は、「何をどう進めたらいいか分からない」「新しい環境に飛び込むのが怖い」といった、未知の状況に対する不安から来ています。初めての場所や初めての経験は、誰しも緊張するものですが、特に結婚という人生の大きなステップに関わる婚活に対しては、不安がより強くなる傾向があります。
なぜ未知への不安を感じるのか?
婚活に対して不安や恐怖を感じる理由には、以下のような要素があります。
具体的なプロセスが分からない
婚活を始めると一言で言っても、どのように進めていくべきかが分からない人が多いです。結婚相談所の利用や、マッチングアプリの登録、お見合いの参加など、選択肢が多岐にわたるため、何から手をつけていいのか分からないという漠然とした不安があります。
新しい人間関係に対する緊張感
婚活は新しい人と出会う場です。そのため、新しい人間関係を築くことに対する緊張感が不安の一因となります。「相手にどう思われるだろうか」「うまく話せるだろうか」といった心配が、新たな環境に踏み出すことをためらわせる原因になります。
過去の経験からの影響
過去に人間関係でうまくいかなかった経験や、恋愛での失敗が婚活に対する恐怖を生み出しています。「また傷つくのではないか」「またうまくいかないのではないか」という恐怖が、未知なる婚活の世界に踏み出すことをためらわせているのです。
周囲の期待やプレッシャー
婚活には、周囲からの期待やプレッシャーが伴うことが多いです。親や友人からの「結婚はまだ?」といった問いかけが、自分に対するプレッシャーとしてのしかかり、それが婚活への不安を増幅させることがあります。このようなプレッシャーが、「自分はちゃんとできるのか」という不安に繋がり、動き出すことを躊躇させてしまいます。
理由3:動き出すきっかけない
「結婚したい」という気持ちがあっても、実際に婚活に踏み出せない理由の一つが、「動き出すきっかけが掴めない」ということです。この状況にある人たちは、「何から始めればいいのか」「どうやって最初の一歩を踏み出せばいいのか」が分からないため、結果として行動に移せずにいます。婚活は決して簡単なものではなく、最初の一歩を踏み出すのには勇気が必要です。しかし、その一歩を踏み出すための「きっかけ」を見つけることが難しいと感じている人が多いのです。
なぜ動き出すきっかけを掴めないのか?
動き出すきっかけを掴めない理由には、いくつかの共通する要素があります。
周囲の助けを借りるのが難しいと感じている
婚活に関して、周囲に助けを求めることに抵抗を感じる人も多くいます。「婚活していることを知られたくない」「自分一人でやるべきだ」と考えることで、友人や家族の助けを得ることができず、動き出すためのヒントを見つけられないままになってしまうのです。
自分に自信が持てない
自分に対する自信が不足していることも、動き出せない理由の一つです。「自分に魅力があるのだろうか」「相手に選んでもらえるのか」という疑念が、行動することへのブレーキとなり、最初の一歩を踏み出すことを難しくしています。
動けない理由を解消するための4つのポイント:婚活に踏み出すためのガイド
婚活において動き出すことができない理由を解消するためには、具体的なアプローチを知り、実際に行動に移すことが重要です。ここでは、婚活に一歩踏み出せない理由を乗り越えるための4つのポイントを紹介します。
ポイント1:小さなステップから始める
婚活に対する不安やプレッシャーを和らげるためには、「小さなステップから始める」という意識がとても大切です。
例えば、婚活に関する情報を調べることから始める、友人に相談してみるなど、無理のない範囲で取り組むことで、少しずつ行動に対する抵抗感が薄れます。また、結婚後の生活について、イメージを膨らませるのもオススメです。
一度に大きな成果を求めるのではなく、まずは一歩ずつ進めることが重要です。この小さなステップの積み重ねが、最終的に大きな成果を生むことにつながります。
ポイント2:一人で悩まない
婚活に関する不安や悩みを一人で抱え込むと、負担が大きくなり前に進むのが難しくなります。友人や家族に相談すること、またはプロのカウンセリングを受けることで、自分の気持ちを整理し、冷静に考えることができます。
プロのサポートを活用する
結婚相談所のカウンセラーや婚活コンサルタントは婚活の専門家です。彼らのサポートを受けることで、不安を軽減し、自分に合った婚活の進め方を見つけることができます。
友人や家族に話す
信頼できる人に気持ちを打ち明けることで、新たな視点が得られ、自分の考えを整理しやすくなります。
ポイント3:具体的な目標を設定する
婚活において、具体的な目標を持つことは非常に重要です。「結婚したい」という漠然とした気持ちではなく、具体的な目標を設定することで、行動を起こしやすくなります。
例えば、「3ヶ月以内に結婚相談所のカウンセリングを受ける」「月に2回は婚活イベントに参加する」など、具体的な行動に落とし込むことで、自分の進捗を確認しやすくなります。
具体的な目標を持つことで、行動の道筋が見え、それに向けて進むことで自信がつきます。また、目標達成のためのプランを立てることで、婚活が単なる「夢」ではなく、現実的な「プロセス」として捉えられるようになります。
ポイント4:失敗も経験として受け止める
婚活の過程では、思い通りにいかないことや失敗もあります。しかし、それらはすべて経験となり、次のステップに繋がるものです。失敗を恐れるよりも、行動して経験し、全ての出来事を「自分にとっての学びだ」と前向きに捉えましょう。この心構えを持つことによって婚活はよりスムーズになります。
例えば、初めてのデートで緊張してうまく話せなかったとしても、その経験から「次はどのように話せばいいか」を学ぶことができます。このように、経験を次に活かす意識を持つことで、婚活のプロセス全体を楽しむことができるようになります。
小さな第一歩:結婚相談所について調べてみる
婚活に対して重い腰を上げるための具体的な方法として、「結婚相談所について調べてみる」というのも効果的な一歩です。以下では、なぜ結婚相談所について調べるのが良いのでしょうか。その理由と具体的な調べ方について紹介します。
なぜ結婚相談所について調べるのか
結婚相談所について調べることで、婚活に対する不安を少し軽くして、次の一歩を踏み出すきっかけを作ることができます。
婚活の方法はいろいろありますが、例えばマッチングアプリは手軽に始められるものの、多くの選択肢の中から自分に合った相手を見つけるのが大変で、メッセージのやり取りに疲れてしまうこともあります。また、婚活パーティーでは、多くの人と直接会って話すことに緊張し、うまく話せないことにストレスを感じる場合もあります。
その点、結婚相談所はプロのサポートを受けられるため、婚活をどう進めれば良いかわからない人にとって心強い選択肢です。さらに、結婚相談所には本気で結婚を望んでいる人が登録しているため、効率的に相手を見つけやすくなります。お互いに条件を明確にしたうえで出会えるので、価値観や内面を重視した相手探しがしやすいのも魅力です。
結婚相談所についての具体的な調べ方
① 結婚相談所の基礎知識を得る
結婚相談所を利用する前に、まずはその基礎知識をしっかりと理解することが重要です。相談所のタイプ、費用の相場、婚活の流れについての情報を把握しておくことで、後の比較検討がスムーズになります。
- 相談所のタイプ:結婚相談所には仲人型やデータマッチング型など、いくつかのタイプがあります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った相談所を選ぶことが大切です。
- 費用の相場:結婚相談所の料金は決して安くはありませんが、その分のサポートが得られます。料金体系を把握し、自分の予算に合った選択肢を見つけましょう。
- 婚活の流れ:結婚相談所での婚活は、カウンセリング、プロフィール作成、お見合い、交際、成婚といったステップがあります。全体の流れを知ることで、安心して婚活に取り組むことができます。
② 気になる結婚相談所をピックアップする
気になる結婚相談所をピックアップして比較するのも、婚活の次のステップとして効果的です。資料請求をして、具体的なサービス内容や料金を把握することもオススメです。
③ 無料カウンセリングや入会説明会への参加
気になる結婚相談所をピックアップしたら、次は無料カウンセリングを受けたり、入会説明会に参加したりしてみましょう。カウンセラーとの会話を通じて、実際のサポート内容や相談所の雰囲気を直接感じることができ、自分に合うかどうかの判断ができます。また、専門家に自分の悩みや希望を伝えることで、婚活の方向性について具体的なアドバイスを得ることができます。複数の結婚相談所でカウンセリングを受けて比較することで、自分にとって最適な相談所を見つけやすくなります。
結婚相談所について調べることは、婚活の第一歩を踏み出すための大切なアクションです。基礎知識を学び、口コミやカウンセリングを活用することで、自分に合った婚活方法が見えてきます。情報を得ることで不安を減らし、自分に合ったサポートを選ぶことで、婚活に対する重い腰を上げるきっかけとなるでしょう。
まとめ
婚活したいのに動けない理由とは
結婚に対する漠然とした気持ち、不安、行動を起こすきっかけの不足が婚活を始められない主な理由です。具体的なビジョンがないため結婚のイメージが曖昧で、それが行動を難しくしています。また、失敗したくない恐怖感や未知の環境への不安も足かせとなり、これらが重なって婚活への一歩を踏み出せない状況を作り出しています。
「婚活したいのに動けない」理由を解消する4つの方法
①小さなステップから始めることで、行動の抵抗を減らす。
②一人で悩まず、周囲やプロの助けを活用する。
③具体的な目標を設定し、行動しやすくする。
④失敗を経験として前向きに捉え、次のステップに活かす。
これらを実践することで、婚活への不安を軽減し、着実に前進できます。
情報収集で、婚活スタートをスムーズに
結婚相談所について調べることは、婚活の第一歩として効果的です。基礎知識を得て、気になる相談所を比較し、無料カウンセリングを受けることで、自分に合った方法が見えてきます。プロのサポートと安心できる環境で婚活に取り組むことで、不安を軽減し、行動しやすくなります。